A001:天之御中主神 | 天之御中主神 ― 津速産霊神 | A221:津速産霊神 |
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津速産霊尊 | 建御雷之男神 |
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『記・紀』には登場しない。忌部氏の文書である『古語拾遺』には、天御中主神を始源神とし、高皇産霊神を長男、津速産霊神を次男、神皇産霊神を三男として天中に存在したとされる。 |
鹿島神宮の主神として祀られていることから鹿島神とも呼ばれる。雷神、かつ剣の神とされる。建御名方神と並んで相撲の元祖ともされる神である。また鯰絵では、要石に住まう日本に地震を引き起こす大鯰を御するはずの存在として多くの例で描かれている。 |
天児屋根命 | |
春日権現,春日大明神とも呼ぶ。岩戸隠れの際、岩戸の前で祝詞を唱え、天照大神が岩戸を少し開いたときに太玉命とともに鏡を差し出した。天孫降臨の際、瓊瓊杵尊に随伴し、古事記には中臣連の祖となったとある。 名前の「コヤネ」は「小さな屋根(の建物)」の意味で、託宣の神の居所のことと考えられる。 また、江戸時代後期の国学者・平田篤胤の説では、この神は思兼神と同一神であるとしている。 |