<天孫系>

A101:天照大御神  天照大御神 ― 天津彦根命 A107:天津彦根命

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天津彦根命

 『古事記』や『日本書紀』によれば、天照御神とその弟の素戔嗚尊が誓約を行なった際に、天照御神の玉から生まれた神々の1柱という。自体はその後の神話には登場しない。
 近江国蒲生郡日子山に天孫降臨し、その後、桐原郷(現近江八幡市)に鎮座する。
  『古事記』では川内国造・額田部湯坐連・茨木国造・倭田中直・山代国造・馬来田国造・道尻岐閇国造・周芳国造・倭淹知造・高市県主・蒲生稲寸・三枝部造ら諸氏族の祖とする。また『日本書紀』では、凡川内直・山代直・茨城国造・額田部連らの祖とする。
  『続日本後紀』天長10年(833年)4月23日条では、山城国の人である山代忌寸浄足や同姓の五百川ら8人が「宿禰」姓を賜ったが、この浄足らは天津彦根命の子孫であると見える。そのほか『日本三代実録』貞観5年(863年)12月16日条では、陸奧国磐瀬郡の人である吉弥侯部豊野が「陸奧磐瀬臣」の氏姓を賜ったが、その祖先は天津彦根命であると見える。