小川城跡
おがわじょうあと (Ogawa Castle Ruins)
【C-ME043】探訪日:2020/8/5
三重県亀山市小川町
【MAP】
〔駐車場所〕
築城年代は定かではないが、戦国時代には関安芸守盛信の家臣である小川図書頭の居城であった。小川氏のの先祖小川下野守は1347(正平2/貞和2)年11月に凶徒追討の戦功によって南朝綾小路大納言より感状を受けたという。また、小川丹波守,図書猪之助らが歴代居城したという。
丘陵先端に築かれた城は、東西の郭からなっている。両郭は土塁で区切られ、北側にも土塁がある。また、空堀や石積みも確認できる。
【史跡規模】 |
【指 定】 |
関連時代 | 南北朝時代 | 戦国時代 |
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関連年号 | 1347年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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小川図書頭 | **** | 関 盛信 | H110 | 小川下野守 | **** |
綾小路大納言 | G725 | 小川丹波守 | **** | 小川図書猪之助 | **** |
朝早く現地に着いたが、城跡への入口がわからず迷っていると、草刈りを始めた年配の地元の方を見つけた。城跡について詳しい方で、どこから入ればよいか、また、それ以外にも自分はすでに歩き廻ったところ(公園の南側の丘陵地)も城域の一部だったということや供養塔がある場所までを教えてくださった(供養塔が見つけられなかったが)。城跡(主郭跡)への入口は民家の庭先を横切り民家横の細い道を進むという、普通ならば気が引けるところであるが、通らせて頂いた。帰りには、その民家の方が表に出ており、怪訝そうな顔で見られたので「城跡を見に来ました。土塁や石積みも残っていて良い城跡ですね」と挨拶したところ、「そうですか」と笑顔を返してくださった。
※本サイトの写真は転用可です(ダウンロードすると、より鮮明に見えます)
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▲城址標柱
▲標柱の説明文
▲公園前の丘陵
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▲突き当りの民家の奥へ進む
▲主郭への入口
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▲土橋
▲空堀
▲虎口
▲虎口から振り返る
▲虎口と土塁(左側)
▲土塁
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▲主郭跡
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▲主郭跡
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▲主郭南東にある石積み
▲石積み
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▲公園南側の丘陵
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▲丘陵から見た主郭跡