松明院
しょうみょういん (Shomyo-in Temple)
【T-AC061】探訪日:2020/5/14
愛知県岡崎市細川町根古屋123 <📲:0564-45-2231>
【MAP】
〔駐車場所〕
1368(応安元)年、加茂郡大給城山に小さな仏堂が建てられた。1510(永正7)年、大給松平家の祖である松平乗元がこれを再建して松明院と改称した。開山は乗元の弟で隣翁本公大和尚と伝えられている。乗元は大給城のほか細川城も併有し両地域の土地を領有していた。
1580(天正8)年、大給城5代の松平真乗が現在の地へ移転させた。1615(元和元)年には真乗の次男の松平真次が分家して立てた奥殿松平家の菩提寺となり、大給城主,奥殿城主の旦那寺として篤い帰依を受けた。1642(寛永19)年と1741(元文6)年に本堂が再建されている。1764(明和元)年、大給松平家第11代松平乗祐が山形より西尾に転じると、同家の准菩提寺ともなった。
1820(文政3)年頃、銃眼のある土塀が松平氏の寄進によって作れ、また、1822(文政5)年から1836(天保7)年の19世教誉詮応の代に大修復が行われ、西尾松平家,奥殿松平家の両藩主の寄進によって鐘楼門,庫裡,総門が建立された。幕末には、1864(元治元)年の天狗党の乱の折、挙兵した尊皇攘夷派の大挙上洛にそなえて岡崎藩,西尾藩が出兵して駐屯した。
境内には、大給松平家の墓所がある。
【史跡規模】 |
【指 定】 |
関連時代 | 南北朝時代 | 戦国時代 | 江戸時代:前期 | 江戸時代:中期 |
関連年号 | 1368年 | 1510年・1580年 | 1615年・1642年 | 1741年・1836年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
松平乗元 |
MT21 | 隣翁本公 | MT01 | 松平真乗 | MT21 |
松平真次 | MT24 | 松平乗祐 | MT22 | 教誉詮応 | **** |
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▲門前
▲総門
▲鐘楼
▲鐘楼
▲本堂
▲本堂
▲三祖堂
▲大給松平氏墓所