鹿児島県人七士墓所
かごしまけんじんななし ぼしょ (Graves of 7 State prisoners from Kagoshima Prefecture)
【K-MG007】 探訪日:2013/10/6
宮城県仙台市青葉区霊屋下18-16
【MAP】
〔駐車場所〕
1877(明治10)年、西南の役に従軍して政府軍に投降した薩摩軍兵士たちは、長崎で裁判を受け、約2700人が北海道を除く全国の監獄署に送られた。宮城県の監獄署には、西郷隆盛の叔父の椎原国幹以下305人が収容されたが、国事犯たちは自ら宮城県内の開発を願い出て、仙台,塩釜,野蒜,雄勝等で開墾作業や築港工事に従事し、明治初期の宮城県の開発に大きな役割を果たした。このうち13人は獄中で病没し瑞鳳寺内のこの地に葬られた。6基は遺族に引き取られ、以下の七士が現在もこの地で眠っている。
土岐丑之助(享年25),長井弥藤太(享年47),寺田泰介(享年33),有馬儀定(享年23),橋口仲二郎(享年36),米良佐平太(享年40),有馬純俊(享年25)。