観自在王院跡
かんじざいおういんあと (Kanjizaioin Temple Ruins)
【T-IW003】探訪日:2013/10/4
岩手県西磐井郡平泉町平泉志羅山
【MAP】
〔駐車場所〕
平安時代後期、藤原基衡室(安倍宗任娘)によって毛越寺の東に築造された寺院。しかし、奥州藤原氏が滅亡した1189(文治5)年以後は荒廃し水田となっていた。約160×260mの南北に延びる寺域の北部に大小二棟の阿弥陀堂があり、その前面に舞鶴池を中心にした浄土庭園が広がっていた。現在は発掘,復元され、数少ない平安時代の庭園遺構として評価されている。また、境内の背後には金鶏山が位置している。 観自在王院跡の北部片隅に藤原基衡室の墓がある。
【史跡規模】
【指 定】世界遺産構成資産(2011年6月26日指定) 平泉:仏国土を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群【国 宝】 【国重文】
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▲南門跡
▲車宿跡
▲舞鶴が池
▲伝落の滝石組
▲鑓水
▲大阿弥陀堂
▲小阿弥陀堂跡
▲伝鐘楼跡
▲藤原基衡室墓所