小松館跡
こまつだてあと(Komatsu Residence Ruins)
【R-IW003】探訪日:2013/10.4
岩手県奥州市衣川区横道下
【MAP】
〔駐車場所〕
1062(康平5)年8月、前九年の役の厨川の戦い緒戦で磐井の小松柵において源頼義と清原武則の連合軍を迎え撃った安倍貞任の叔父良照(安倍則任)の居館であったと伝えられる。
東側は南流する衣川の断崖、西及び南側は小成沢の崖に囲まれ、北館から続く台地の突端部で東西60m,南北160mの規模であった。門跡は北部にあったが自動車道の工事で破壊されている。
安倍氏滅亡後は荒廃していたが、1366(貞治5)年、葛西氏家臣の破石氏がここに館を建てて住み、1590(天正18)年に葛西氏と共に滅亡するまでこの地を支配していたという。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 平安時代:中期 | 南北朝時代 | 安土桃山時代 |
関連年号 | 1062年 | 1366年 | 1590年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
安倍良照(則任) | AB08 | 源 頼義 | G201 | 清原武則 | KH01 |