楠原童子谷城跡
くすはらどうじだにじょうあと (Kusuhara-Dojidani Castle Ruins)
【C-ME042】探訪日:2019/12/13
三重県津市芸濃町楠原字童子谷
【MAP】
〔駐車場所〕
築城年代は定かではないが、南北朝時代に北朝方の足利将軍の命を受けた山田重勝が南朝方の北畠氏に対する構えとして尾張国から楠原の地に入り築城したとされる。その後、子孫は織田氏に従い、山田重益は近江の安土で死んだという。
城跡は中ノ川に面した丘陵の北端に位置し、周囲は崖地になっている。現在は畑として開墾されているために土塁以外は遺構の確認は難しい。なお、山上には覚順和上五輪塔がある。