山中八幡宮
やまなかはちまんぐう (Yamanaka Hachimangu Shrine)
【S-AC005】探訪日:1989/5/27・2011/9/29・2020/4/8
愛知県岡崎市舞木町宮下8
【MAP】
〔駐車場所〕
祭神は応神天皇,比咩大神,息長足姫命。699(朱鳥14)年9月9日、当地の山中光重という人が宇佐八幡大神の夢のお告げで神霊を迎え、社を建てたのが始まりといわれる。松平広忠が再興したといわれ、元康(家康)初陣の際に必勝祈願した神社でもある。
敷地内には1563(永禄6)年の三河一向一揆の戦いの際に徳川家康が敗れて逃げ隠れた「鳩ヶ窟」と呼ばれる洞窟がある。追手の兵が洞窟の中を探そうとしたとき、洞窟から白い鳩が2羽飛び立ち、追手の兵は「人のいる所に鳩などいるわけがない」といって通り過ぎ、家康は難を逃れたといわれる。その後、この洞窟は「鳩ヶ窟」と呼ばれた。1603(慶長8)年8月26日の家康朱印状で180石を寄進された。また、1634(寛永11)年8月23日に3代将軍徳川家光が上洛の際に参拝している。