則定小畑城跡
のりさだおばたじょうあと (Norisadaobata Castle Ruins)
【C-AC187】探訪日:2017/10/8
愛知県豊田市則定町字小畑
【MAP】
〔駐車場所〕
築城年は定かではない。城主は松平縫殿助(大給松平真次?)と伝えられる。松平縫殿助の子孫が3000石で領した地である。
則定川,巴川の合流する地点の南西にある丘陵(標高120m)に築かれた城である。巴川の渡し場の押さえとして築かれたと考えられる。則定川を水堀とし、川の合流点に在る橋が城跡の入口となる。尾根伝いに進むと、正面に巨石、右手に横矢を掛ける平地が伸びている。巨石の裏手へ周って少し登ったところが削平された主郭となる。主郭西側には土塁が残り、更に奥へ進んだ主郭の南西に堀切がある。