真野城跡
まのじょうあと (Mano Castle Ruins)
【C-SG031】探訪日:2016/10/15
滋賀県大津市真野6丁目12-9
【MAP】
〔駐車場所〕
築城年代は定かではないが、1518(永正15)年の城主は真野土佐守信重であり、小谷城主浅井備前守亮政に攻められ落城している。
さらに、1570(元亀元)年には城主であった真野十郎左衛門元貞は、佐々木六角氏に従って織田信長と対立したが再び落城した。城を脱した元貞はその後、出家して西養坊宗誉れと号し、その子孫は徳川旗本・神保家の代官を務めたという。
真野城は南へ張り出した丘陵に築かれていたという。昌法寺の背後にある墓地一帯が城跡といわれ、一角にあるこんもりとした丘が主郭だったと考えられている。 現在、山上の北側は新興住宅地となって開発されおり、その中にある小公園に真野古墳の石室が展示されている。