渋見砦跡
しぶみとりであと (Shibumi Fort Ruins)
【C-ME024】探訪日:2019/3/25
三重県津市渋見町547-29
【MAP】
〔駐車場所〕
築城年代は定かではないが、永禄年間(1558~70年)に乙部兵庫頭藤政によって築かれたとされる。 美濃屋川の北岸にある丘陵に築かれ、いくつかの郭を二重の空堀で囲むよう計画され、回の字型の縄張の形式をとっていたが未完成だったとされる。泰応寺の前の小さい崖が西に連なって西勝寺に至る線が砦の南の境界線である。
織田の侵攻に備えて築いたものとされるが、1570(永禄13)年、織田信長の弟織田信包に攻められ落城、藤政は家所へ逃れて自刃したとも専修寺に入って剃髪したともいわれる。
現在は宅地造成によって大きく削平されて遺構は消滅している。
【史跡規模】 |
【指 定】津市指定史跡 |
関連時代 | 戦国時代 |
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関連年号 | 1558~70年・1570年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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乙部藤政 | G*** | 織田信包 | OD03 |
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▲渋見砦公園
▲渋見砦公園
▲城址碑
▲説明文
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