土佐泊城跡

とさどまりじょうあと (Tosadomari Castle Ruins) 

【C-TS002】探訪日:2019/7/19

 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦土佐泊359

【MAP】

〔駐車場所〕

   天文年間(1532~55年)に名東郡黒田村から板野郡土佐泊に移住した森元村によって築かれた。 ここは紀伊水道と瀬戸内海の入口を抑える要衝であり、森氏は強大な水軍を持っており、細川氏,三好氏ら歴代阿波領主から重用された。 1582(天正10)年、土佐の長宗我部元親が侵攻した際、阿波,讃岐の殆どの城が長宗我部方に落ちた中で、落城せず持ちこたえた。森氏は阿波に入部した蜂須賀家政から福井庄など3026石を拝領し、1586(天正14)年に椿泊に移り土佐泊城は廃城となった。
 南海病院奥の石段から登るルートと西麓から車で登れるルートがある。山頂には広い平坦地と主郭と思われる高所がある。

【史跡規模】

【指 定】鳴門市指定史跡
【国 宝】
【国重文】

関連時代 戦国時代
関連年号 1532~55年・1582年・1586年

 

関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図
森 元村 **** 森 村春 **** 長宗我部元親 HT**
蜂須賀家政 G322

 


 海面が見えないほどのドシャぶりの明石海峡大橋を渡り、四国に入って最初に訪れた城跡。南海病院の奥の駐車場に車を停め、確証は持てなかったが、山に付いた石段を登ることにした(山頂に行ってわかったが、車で登れるルートがあった)。そのころには小雨になっていたが、しずくがついた草葉で衣服が次第に濡れていく(まだ1ヶ所目なのに)。しばらくすると山頂に着いたが、案内板も城址碑もなく、またネットの情報も少なく、とりあえず写真を撮った。

 

【C-TS002】土佐泊城跡 ※本サイトの写真は転用可です(ダウンロードすると、より鮮明に見えます)

【C-TS002】土佐泊城跡

▲南海病院奥の登り口

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▲石段が続く

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▲途中にある灯台

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▲主郭と思われる小高い丘

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▲小高い丘の南側(曲輪)

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▲虎口

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▲主郭

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▲主郭

【C-TS002】土佐泊城跡

▲主郭から南側曲輪を見下ろす

【C-TS002】土佐泊城跡

▲主郭からの眺望