六所神社農村舞台
ろくしょじんじゃ のうそんぶたい(Rokusho Shrine Rural Stage)
【S-AC003c】探訪日:2019/9/3
愛知県豊田市坂上町地蔵堂
【MAP】
〔駐車場所〕
1872(明治5)年に六所神社下宮の境内に建てられた木造平屋茅葺の舞台で、間口8間(14.5m),奥行き4.7間(8.5m)で、このうち12.6mある舞台間口は一本の太い梁が通しで支えており、屋根は合掌材の中途に梁を渡すことで支持されている。内部では登場者を乗せて上下する「二重仕掛」と呼ばれるからくりがあり、明治時代前期の古式をよく伝えている。
木材は六所山で伐採されたスギ,ヒノキ,クリ,モミなどで、材料の運搬には近隣の氏子が多数参加し、木材が岩角に突き当たった時には岩角を削って搬出したとされる。六所神社が管理している。