田中城(上寺城)跡
たなかじょう(うえでらじょう)あと (Tanaka[Uedera] Castle Ruins)
【C-SG045】探訪日:2019/8/8
滋賀県高島市安曇川町田中
【MAP】
〔駐車場所〕
築城年代は定かではないが、鎌倉時代後期に田中氏によって築かれたとされる。田中氏は高島七頭の一人である。標高244mの頂部から南東へ延びた尾根の先に主郭があり、そこから東側へ亘り城が築かれている。主郭へは東側から登り、見張り所跡,曲輪,観音堂を通る。途中には、いくつかの土塁,堀切がみられる(詳しくは参考資料を参照)。
1570(元亀元)年、織田信長が越前朝倉氏を攻める際に逗留したといわれる「田中の城」がこの田中城ではないかと考えられている。
【史跡規模】 |
【指 定】 |
関連時代 | 鎌倉時代 | 戦国時代 |
関連年号 | 1570年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
田中氏 | G*** | 織田信長 | OD04 |
すこし見つけにくいが、登り口近くの民家の車庫入口にリーフレット(下記)が置かれており、順路,帰路や城の構造が非常に詳しく記されていて完璧でした。「田中城跡」の石碑の後ろのイノシシ侵入防止柵を開けて入り、あとはリーフレットに従って進めば問題なし。
※本サイトの写真は転用可です(ダウンロードすると、より鮮明に見えます)
▲案内に従い民家の横から入る
▲城跡石碑
▲見張り所跡
▲見張り所跡
▲曲輪
▲曲輪
▲金刀比羅宮
▲土塁
▲土塁
▲
▲土橋
▲土橋:かなりの急勾配
▲土橋:昇り側
▲武者隠し
▲堀切
▲堀切
▲観音堂前(下)
▲観音堂(田中城築城以前に存在)
▲「松蓋寺遺跡」説明板
▲土塁,空堀
▲天守跡へ
▲天守跡
▲天守跡
▲「上寺城遺跡」説明板:登り口にも同様の説明板あり
▲天守跡からの眺望
▲天守跡後方の烽火台跡~上に多数のつぶて石あり
▲天守跡北西の堀切,土橋
▲天守跡北西の堀切,土橋