石巻山城跡
いしまきさんじょうあと (Ishimakisan Castle Ruins)
【C-AC241】探訪日:2019/3/16
愛知県豊橋市石巻町南山
【MAP】
〔駐車場所〕
築城年代は定かではないが、南北朝時代に吉野南朝に属していた高井主膳正の城で、豊橋でいちばん古く、かつ、標高365m,比高100mといちばん高い場所にある。高井氏は足利方の高師兼の軍勢に居城の高井城を攻められ、石巻山城に籠ったものの、防戦かなわず山腹にて自害して果てたといわれている。
遺構としては尾根に4段の連郭と帯状腰曲輪が残されている(一部は遊歩道で削平)。
中腹の展望台駐車場からすこし登ると石巻神社があり、近くに城址碑と説明板があるが、そこからさらに入山していく。途中「石巻の蛇穴」や「ダイダラボッチの足跡(民話)」といわれる場所を通り、最後に急峻な岩を登ると山頂である。