一色七郎邸跡
いっしきしちろうていあと (Residence Ruins of Shichiro Isshiki)
【R-AC026】探訪日:2019/3/16
愛知県田原市大草町前田
【MAP】
〔駐車場所〕
室町時代に三河渥美郡の領主だった一色七郎政照は、1467~1477年の応仁の乱の間、京都へ出陣し戦い続けた。その間に高縄城主の戸田宗光の渥美攻略で領地を失ったが、帰国後、和睦を経て、1479(文明11)年、ここに隠居屋敷を築いた。2年後の1481(文明13)年4月に病にて没した。没後、当時の田原城主であった戸田宗光が菩提のために宝憧寺を建てたが、昭和初期に廃寺となっている。
1965(昭和40)年までここに一色七郎の墓があったが、土地造成のために長興寺に移され、現在は石碑と説明板があるのみである。