矢倉山城跡
やぐらやまじょうあと(Yagurayama Castle Ruins)
【C-ME170】探訪日:2025/2.27
三重県松阪市八太町・阿波曾町・射和町
【MAP】
〔駐車場所〕上池の東の旧街道の途中、水道塔入口のフェンス辺りに駐車する。
築城年,築城者、城主も定かではない。遺構から見て、西麓を南北に通る旧街道(旧熊野道)を正面とし、街道を抑えるための城と考えられている。
城は標高164m、比高は北側120m・南側140mの尾根上に築かれ、規模は東西170m×南北100mとされる。東西約30m×南北約30mの主郭の西側と南側の帯曲輪を設け、南西にある削平地は見張台あるいは烽火台と思われる。主郭の東側にはⅡ郭を挟んで2条の堀切と、さらに東には小規模な堀切で背後を防御している。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 戦国時代 |
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関連年号 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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水 |
記録には残していないが、実は2回目の探訪である。1回目は旧街道の適当なところから東に向かって直登したが、ブロックの擁壁に出てしまい、にっちもさっちもいかず引き返した(断念した)。後から考えると、おそらく水道塔がある施設の擁壁であったと思われる。2回目はフェンス横に登り口と思われる個所を見つけ、かつ赤テープのマーキングが目に入ったので、それを頼りに登ることで尾根の城跡へ辿り着くことができた。
矢倉山城縄張り図(松阪山城会『松阪の城50選』に加筆)