宿野城跡
しゅくのじょうあと(Shukuno Castle Ruins)
【C-ME136】探訪日:2024/10.22・12.3
三重県三重郡菰野町宿野1135
【MAP】
〔駐車場所〕
築城年,築城者,城主ともに定かではなく、歴史についてもはっきりしない。
城は金渓川の南側の比高20mほどの南北に延びた半島状の丘陵先端に築かれている。金渓川の北側には集落を支配する土地豪族の居館とされる宿野城屋敷(福村館)跡があり、宿野城はその詰城とも考えられる。さらに西約500mのところには宿野西城跡がある。
城域は東西約30m×南北約100mほどで、その南端は2条の堀切で敵の侵入を防いでいる。主郭の中央部には高さ2mほどの方形土壇があり、すこし屈曲しながら南北2つの郭とみることができる。北郭の北側に土塁を付け、一部に虎口を開いている。南郭の西と南側にも土塁が設けられ、東側には土塁は見られないが、切岸で防御している。比較的単純な縄張りであり、やはり土地豪族の詰城の可能性が高い。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 戦国時代 |
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関連年号 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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渡 |
宿野城縄張図(『日本城郭大系 第10巻』に加筆)