北山城跡
きたやまじょうあと(Kitayama Castle Ruins)
【C-ME124】探訪日:2024/9.6
三重県四日市市北山町居林
【MAP】
〔駐車場所〕城跡西側の道路余地部に路駐させていただく。
室町時代から戦国時代にかけての城と推測されるが、築城年,城主とも定かではない。古文書にも記載がみられず、新名神自動車道建設に伴う発掘調査で存在が明らかになった。発掘調査では、丘陵上面には縄文時代や弥生時代、古墳時代の遺構・遺物も確認されている。城に関係する建物や柱穴などは見つからなかったものの、主郭を囲む土塁の一部や堀,井戸跡が確認された。
主郭は約50×50mの北辺がくびれた方形をなし、中央の低い土塁で東西に区画されており、井戸跡が残されている。東側の2郭へは土塁の中央部の虎口から斜めに折れて通じている。また、西側の3郭へは土塁と幅約3mの細長い段を介して連なり、3郭は主郭より約2mほど低く、約40×30mの台形状の平坦地で、居林古墳群を取り込み、土塁は築かれていない。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 室町時代 | 戦国時代 |
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関連年号 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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員 |
北山城縄張り図と高速建設前の発掘調査航空写真(南西から見る)〔四日市市下野地区公式HP及び三重県埋蔵文化財センター資料より〕