下平城跡
しもひらじょうあと(Shimohira Castle Ruins)
【C-ME116】探訪日:2024/9.6
三重県いなべ市北勢町下平字平
【MAP】
〔駐車場所〕城址標柱が立つところに駐車スペースがある。
築城年は定かではないが、城主は北畠氏家臣とされる田切佐兵衛と伝えられる。二ノ瀬川(田切川)を挟んだ西側の向平城も田切佐兵衛の城とされる。
城は標高190mほどの山に築かれているが、現在は東側に道路が通り容易に城域に入ることができる。広い主郭の西の一部を除いて土塁がコの字状に設けられ、南東隅部には櫓台があり、南端と東中央に虎口が開く。主郭から北へ続く尾根は三条の堀切(a,b,c)で遮断しており、また、主郭の南側には二条の堀切(d,e)がある。堀切cは主郭東側を南北にはしる横堀であった可能性もある。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 戦国時代 |
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関連年号 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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田切佐兵衛 | **** |
車道のすぐ横を少し入っただけで、広大な主郭と堀切,土塁,虎口を容易に見学することができるので、初心者でも十分に満足のいける城跡だと思います(北側の堀切は季節によっては雑草が多いが)。
白瀬城縄張り図(「城郭放浪記」の縄張り図に加筆)