御関札立掛場跡
おんせきふだたてかけばあと(Sekifuda Resting Place Ruins)
【Z-AC015】探訪日:2019/2.24・2024/7.23
愛知県豊川市御油町美世賜271
【MAP】
〔駐車場所〕
御油宿に残る御関札の設置場所跡である。御関札とは、諸藩の大名が参勤交代や何らかの用事で出向く際、宿泊先(御休先)となる宿場の本陣や問屋(町役人)に事前に申し伝え、宿泊当日の3日前までに本陣または町役人は宿場の出入り口に縦3尺半(約1m),横1尺半(約45㎝)の板に 宿泊年月日・藩主名・出向く先を記入し、長さ3間半(約6m)の太い竹竿に取り付け立掛けられた看板である。御関札は、大名の権威を誇示するばかりではなく、本陣前を往来する人々に無礼のないよう通行するように注意を促す目的を持っている。
この御関札案内板は、当時の御油宿・問屋役人であった井上興左衛門の「御定宿之控」の記録に基づき作成されたものである。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 江戸時代:前期 |
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関連年号 | 1661年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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織 |