陣座ヶ谷古墳
じんざがやこふん (Kabutoyama-Kofun Tumulus)
【K-SZ019】探訪日:2018/7/22
静岡県浜松市北区細江町中川5994
【MAP】
〔駐車場所〕古墳の案内看板からすこし南に行ったところに駐車スペースがある。
全長約55m,後円部径約42m,前方部幅約20mの前方後円墳で古墳時代中期5世紀後半の築造と考えられる。前方部を西に向け、中川の平野を見おろす台地の上に築かれている。1915(大正4)年に埋葬施設の一部が発掘され、変形獣文鏡や刀,円筒埴輪の破片が出土したとされる。また、主体部は石室等を持たず、粘土槨のような施設だったと推測されている。前方後円墳の菱側には円墳がある。
被葬者は定かではないが、都田川流域を治めた豪族ではないかと推測される。