仏眼院
ぶつがんいん(Butsugan-in Temple)
【T-GF012】探訪日:2024/2.8
岐阜県各務原市前渡西町1975-1 <📲:058-386-9232>
【MAP】
〔駐車場所〕参詣者用駐車場がある。
通称の「前渡不動尊」で親しまれている。山号は矢熊山、真言宗醍醐派の寺院である。本尊は不動明王は千葉県成田山の分身。眼病治癒にご利益があるという。
前渡の旗本・坪内家の家臣であった山本軍八郎藤原盛行の一子・秀之助が盲目となり、成田不動に眼病治癒を祈願したところ治癒開眼し、その報恩のために成田不動において得度を受け僧名を明心とした。
1890(明治23)年、標高87mの矢熊山(現在の不動山)の山頂付近に二間四面の仮堂を建て、諸人の厄除の霊場とした。翌1891(明治24)年には、京都市醍醐山にあった土御門天皇1203(建仁3)年創建の祈願所・仏眼院を移転・安置した。
現在の本堂は1900(明治33)年に再建されたもので、1910(明治43)年には鐘楼堂、1928(昭和3)年には弘法堂が建立されている。
また、矢熊山中腹には昭和30年代に承久の乱合戦供養塔が移されてきた。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 江戸時代 | 明治時代 |
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関連年号 | 1890年・1891年・1900年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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山本盛行 | **** | 山本秀之助 | **** |