仲恭天皇九條陵
ちゅうきょうてんのう くじょうのみささぎ(Kujo Mausoleum of Emperor Chukyo)
【K-KT038】探訪日:2015/10.3
京都府京都市伏見区本町15丁目
【MAP】
〔駐車場所〕
1234(天福2)年5月20日に17歳で崩御した第85代・仲恭天皇〔在位:1221年〕の陵である。第84代・順徳天皇の第三皇子で母は中宮・立子(九条良経の娘)、諱は懐成。践祚はしていたが、即位礼を行う前に1221(承久3)年の承久の乱によって皇位を廃されたため、歴代の天皇の中で在位期間が78日と最も短い天皇である。
承久の乱で祖父の後鳥羽上皇,父の順徳天皇がそれぞれ隠岐,佐渡に配流され、1221年に4歳で践祚していた懐成親王も鎌倉幕府の摂家将軍・三寅の従兄弟ではあったが、幕府の手によって皇位を廃された。その後、母親の実家である摂政・九条道家の邸宅に引き渡され、17歳で崩御した。
即位後わずか78日で廃され、即位式も大嘗祭も行われなかったため諡号・追号がなされておらず、仲恭天皇の諡号は明治時代の初めになって弘文天皇(大友皇子),淳仁天皇(淡路廃帝)とともに布告された。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 鎌倉時代 |
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関連年号 | 1234年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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仲恭天皇 | K331 |