孫根城跡
まごねじょうあと(Magone Castle Ruins)
【C-AC181】探訪日:2017/6.4
愛知県豊田市大沼町字横大
【MAP】
〔駐車場所〕
築城年代は定かではない。初代城主は梶金平信勝とされる。以後、6代続いたが、1536(天文5)年7代の与吉郎信家のときに足利勢に攻められて落城したという。その後、本多忠知の居城となったが、1571(元亀2)年に武田軍の三河侵攻に敗れた。忠知は無住となった青松庵に逃れ、名を円教と改めて仏門に入った。青松庵を改修して等順寺を建立し、代々この寺の住職して今日まで続いている。
孫根城は巴川とその支流が大きく蛇行して半島状に伸びた標高390m,比高50mの丘陵に築かれている。丘陵の最高所に本丸を置き、そこから南へ伸びた尾根に段曲輪と堀切を配している。北は尾根が続いているものの、切岸下を横堀状に削っているのみである。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 戦国時代 |
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関連年号 | 1536年・1571年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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梶 信勝 | G*** | 梶 信家 | G*** | 本多忠知 | F5** |
孫根城縄張図(『愛知県中世城館跡調査報告』に加筆)