創建年代は定かではないが、6世紀頃に中国から日本に帰化した阿知使主の子孫とされる酒人親王(系図上では見当たらない)という人物が、大和朝廷の支配力が全国に及ぶようになった時期に、水に恵まれていたこの地に移住して日本で初めて清酒を醸造したといわれ、酒人親王と食物の神が祀られている。
　なお、室町時代から戦国時代には、坂戸城の一部であったとされる。