篠束遺跡
しのづかいせき (Shinozuka Ruins)
【V-AC014】探訪日:2023/6.17
愛知県豊川市篠束町平飯
【MAP】
〔駐車場所〕特に駐車場はないため近くに短時間路駐(意外と車の通行が多い)。
豊川右岸沖積地に位置する弥生時代中期の遺跡である。1959(昭和34)年6月、豊川放水路工事中に発見された。
豊川放水路の篠束橋下、東西約70m,南北約20mの地表下50~80cmのところに埋蔵されていた。土坑,土壙墓,方形周溝墓や環濠が確認されており、検出土器としては、弥生中期の瓜郷式土器が大半を占め、これに先行する土器が若干含まれる(南約1.2kmに瓜郷遺跡がある)。石器としては、石斧,石鏃,石錐,砥石,石包丁など10数点が採集された。また、低湿地であるために植物性遺物,木製品の遺存がよく、木器として鍬や鋤などの農具,機織具(糸巻具),狩猟具,漆塗り高坏などが出土しているのが当遺跡の特徴でもある。
豊川放水路の北側の道沿いに説明板が立てられている。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 弥生時代:中期 |
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関連年号 | 紀元前4世紀~1世紀 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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