川口城跡

かわぐちじょうあと(Kawaguchi Castle Ruins)

【C-AC608】探訪日:2023/5.16

【C-AC608】川口城跡 愛知県豊田市下川口町御堂294

【MAP】

〔駐車場所〕 天神社近くに駐車できるスペースがある。

【C-AC608】川口城跡

   築城年は定かではないが、室町時代に川口源左衛門によって築かれたとされる。のちに1560(永禄3)年の桶狭間の戦い後に徳川家康に仕えた刈谷城主・水野氏の一族である水野丈兼正春次が、美濃,飛騨や信濃との三河の防衛最前線である小原村に移り居城とした。
 1575(天正3)年、武田勝頼に攻められ落城し、水野春次は尾張水野家のもとへ退却したため、城はそのまま廃城となった。
 城は矢作川を眼下に見下ろす標高約135m,比高40mの通称「城ケ峰」と呼ばれる山頂を主郭とし、約3mほど下がった南西面に腰曲輪がもち、2ヶ所に堀切跡が残されている。
 県道11号線沿いにある天神社の境内に登り口があり、山頂(主郭)に東屋が建てられている。

【史跡規模】

【指 定】

【国 宝】 

【国重文】

関連時代 室町時代 戦国時代
関連年号 1575年
関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図
川口源左衛門 **** 水野春次 G6** 武田勝頼 G433

 

【C-AC608】川口城跡

 

 

【C-AC608】川口城跡

 

川口城縄張図(『愛知県中世城館跡調査報告』に加筆)

【C-AC608】川口城跡 ※本サイトの写真は転用可です(画像をピックすると拡大、コメント表示されます)

天神社 天神社 登り口 腰曲輪 堀切跡 堀切跡 主郭の切岸 腰曲輪 主郭 主郭からの南の眺望 主郭 主郭