勝山城跡
かつやまじょうあと(Katsuyama Castle Ruins)
【C-AC591】探訪日:2023/4.21
愛知県豊川市三上町勝山99
【MAP】
〔駐車場所〕
築城年代は定かではないが、1333(元弘3)年、三河熊谷氏となる熊谷直鎮が足利尊氏の六波羅攻めに従って功を挙げ、八名郡の地を賜って築いたとされる。文明年間(1469~87年)には、熊谷重実が宇利荘に移住し宇利城を築いている。
城は白山神社の北山腹、標高25m,比高10mの丘陵斜面に築かれ、北に流れる豊川の支流・間川は天然の水堀といえる。現在は宅地となっており、川東公会堂前に城址碑があるが、その左側一帯が本丸、道を挟んだ右側一帯が二の丸であったとされる。二の丸裏側の標高57m山頂に物見台があったという。また、本丸跡には井戸が残されている。南には二の丸の空堀を隔てて白山神社と勝山1号古墳がある。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 南北朝時代 | 室町時代 |
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関連年号 | 1333年 | 1469~87年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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熊谷直鎮 | H190 | 熊谷重実 | H190 |
勝山城平面図と航空写真(『愛知県中世城館跡調査報告』とGoogleマップ)