勝手塚古墳〔志段味古墳群〕
かってづかこふん〔しだみこふんぐん〕(Kattezuka-Kofun Tumulus [Shidami-Kofun Tumulus Group])
【K-AC094】探訪日:2020/1.30・2023/4.10
愛知県名古屋市守山区上志段味中屋敷1463
【MAP】
〔駐車場所〕
志段味古墳群のひとつで前方部が小さい帆立貝式前方後円墳である。全長53m、後円部は直径39m,高さ6.5m、前方部は長さ14m,幅21m,高さ2.3mを測る。後円部は墳頂に勝手社が置かれているが、現在も一部に痕跡が見られることから2段築造であったと考えられている。かつては周濠が二重に巡らされていたと伝わるが、現存するのは西から北にかけての内濠の一部とそれを囲む周堤のみである。
内部主体は不明だが、庄内川流域の有力勢力を率いた首長の墓と考えられる。周辺を整備した際に円筒埴輪や須恵器片が出土しており、従来は5世紀の築造と考えられていたが、最近では6世紀初めとの説も出されている。2008(平成20)年の調査では、墳丘を囲む円筒埴輪列の一部が残存していることが確認された。
【史跡規模】 |
【指 定】国指定史跡(2014年10月6日指定:志段味古墳群として) 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 古墳時代:後期 |
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関連年号 | 6世紀初め |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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