旧鈴木家住宅
きゅうすずきけ じゅうたく(Former Residence of the Suzuki Family)
【R-AC003】探訪日:2014/3.16
愛知県豊田市足助町本町20
【MAP】
〔駐車場所〕
1776(安永5)年に主屋が建設された足助市街地の中ではもっとも古い建築物である。中馬街道に沿った約4,000㎡の敷地に、主屋や本座敷など16棟の建物が建つ。18世紀に仏間座敷、1817(文化14)年に本座敷、1896(明治29)年に新座敷を建築している。1775(安永4)年に足助で起こった大火では市街地の大半が焼失し、大火以前の建築物は存在しない。
鈴木家の屋号は「紙屋」で、かつては紙を扱っていたが、特に江戸時代後期には、醸造業や金融業、土地経営や三河湾沿岸における新田開発で財を成し、有力な商家(豪商)となった。
2013(平成25)年8月7日には、主屋,本座敷,新座敷,仏間座敷,離れ,大蔵,上蔵,米蔵,飾物蔵,新蔵,味噌蔵,米置場,旦過寮,井戸屋形及び釜屋,門屋,大工小屋の16棟の建物と土地が重要文化財に指定された。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】主屋,本座敷,新座敷,仏間座敷,米蔵など建造物16棟と土地 |
関連時代 |
江戸時代:中期 |
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関連年号 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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石 |
旧鈴木家住宅の主な建物(文化遺産オンラインより)