権現山2号墳
ごんげんやま2ごうふん(Gongenyama No.2-Kofun Tumulus)
【K-AC202】探訪日:2023/2.12
愛知県豊橋市石巻本町北入田
【MAP】
〔駐車場所〕 入り口案内板近くに駐車可能。
標高68.5mの権現山尾根線上に築造された前方後円墳である。全長33m、前方部は長さ10.2m,幅8m,高さ1.8m、後円部は径21~24mと楕円形に近い。主体部(埋葬施設)は不明であり、葺石,埴輪もみられない。7世紀前半頃の須恵器や6世紀頃の耳環が出土しているが、後円部北側の裾からは土師器の高坏も出土しており、墳形や立地上から古墳時代前期の3世紀後半頃の築造と推測される。被葬者はこの地域を支配していた有力な首長と考えられる。
ここより南へ90mほど離れた所に権現山1号墳がある。また、すぐ横には太平洋戦争中の権現山砲台跡(未完成)が残されている。
【史跡規模】 |
【指 定】愛知県指定史跡(1973年4月4日指定) 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 古墳時代:前期 |
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関連年号 | 3世紀後半 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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