大直禰子神社
おおたたねこじんじゃ(Otataneko Shrine)
【S-NR004】探訪日:1993/9.25・2017/9.3
奈良県桜井市三輪177 <📲:0744-42-6633>
【MAP】
〔駐車場所〕
創建年代は定かではないが、大神神社の神宮寺・大御輪寺で大物主大神(大国主神)の子孫である大直禰子命(大田田根子,意富多多泥古命とも記す)を主祭神とする神社である。想殿に少彦名命,活玉依姫命。明治の神仏分離までは、若宮神と十一面観音像(国宝・現在は聖林寺に奉安)が祀られていた。現在、大神神社の摂社のひとつである。
崇神天皇の御代に国中で疫病が大流行したとき、大物主大神が天皇の夢にあらわれ、「大直禰子命に自らを祀らせれば疫病は鎮まり国は安らかとなる」と告げた。この神託によって茅渟県陶邑(現在の堺市)にいた大直禰子命が見出され、大神を祀る神主にされると疫病は治まり国が平和に栄えたという。祭神が大物主大神の子孫であることから若宮社とも呼ばれる。