元正天皇奈保山西陵
げんしょうてんのう なほやまのにしのみささぎ(Nahoyama-nishi Mausoleum of Empress Gensho)
【K-NR064】探訪日:2018/10.3
奈良県奈良市奈良阪町2648
【MAP】
〔駐車場所〕
宮内庁により748(天平20)年5月22日に崩御した第44代・元正天皇の陵に治定されている。宮内庁上の形式は山形。
715(霊亀元)年10月3日に母の元明天皇から譲位を受け即位。日本の女帝としては5人目であるが、それまでの女帝が皇后や皇太子妃であったのに対し、独身で即位した初めての女性天皇である。治世においては、養老律令の編纂開始、日本書紀の完成、三世一身法の制定などがある。
724(養老8/神亀元)年3月3日、皇太子(聖武天皇)に譲位し太上天皇となり、譲位の詔では新帝を「我子」と呼んで、譲位後も後見人としての立場で聖武天皇を補佐した。