下池山古墳

しもいけやまこふん(Shimoikeyama-Kofun Tumulus)

【K-NR119】探訪日:2022/7.24

【K-NR119】下池山古墳 奈良県天理市成願寺町

【MAP】

〔駐車場所〕

【K-NR119】下池山古墳

   大和古墳群に属する古墳時代前期前半の4世紀前半の前方後方墳である。墳丘規模は現状で全長約120m、後方部長約60m,幅57m,高さ約14m、前方部長約60m,幅27m,高さ約6mを測る。北側と東側の水田や溜池には周濠の痕跡を残る。
 1995~96(平成7~8)年の橿原考古学研究所により石室の発掘調査が行われ、後方部で埋葬施設が見つかった。多数の板石の用いられた石室は、長さ6.8m,幅0.9~1.3m,高さ1.8m前後の合掌形の竪穴式石室で、その内部からは全長約6mのコウヤマキ製の割竹形木棺や鉄製品等が出土した。また、石室の北西側で小石室が見つかり、その内部で直径37cmもある大形内行花文鏡が一面出土している。

【史跡規模】

【指 定】国指定史跡(2014年10月6日指定)

                        ノムギ古墳, 中山大塚古墳とともに大和古墳群として指定

【国 宝】

【国重文】

関連時代 古墳時代:前期
関連年号 4世紀前半
関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図

 

【K-NR119】下池山古墳
  

 

【K-NR119】下池山古墳

 

【K-NR119】下池山古墳 ※本サイトの写真は転用可です(画像をピックすると拡大、コメント表示されます)

北側の周濠跡 北から見る 西からの全景 西からの全景 周濠の痕跡とされる東側の溜池