小口山古墳
こぐちやまこふん(Koguchiyama-Kofun Tumulus)
【K-OS053】探訪日:2017/11/13
大阪府羽曳野市軽里2丁目3-7
【MAP】
〔駐車場所〕
径30mの規模をもつ円墳とみられ、墳形を整えるために東側と北側の地山を削って周濠を整えている。墳丘の高さは現在は2.5mであるが本来は5m以上あったと推測されている。副葬品などの遺物は検出されておらず、石槨の型式からみて7世紀の第4四半期、古墳時代終末期の築造と推測される。主体部の横口式石槨は長さ2.7m,幅1.6m,高さ1.6mで、1つの直方体の巨大な白色凝灰岩を刳り抜いて造っている。石槨の外形は南北に長い箱形で、天井部の四辺を斜めに削って屋根形としている。被葬者は不明。
1912(明治45)年に開墾によって発見され、喜田貞吉によって「河内軽里の掘抜石棺」として紹介されており、考古学史上著名な遺跡である。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 飛鳥時代 |
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関連年号 | 7世紀第4四半期 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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女 |