横岡城跡
よこおかじょうあと (Yokooka Castle Ruins)
【C-SZ022】探訪日:2015/10/23・2022/3/12
静岡県島田市横岡440番地1,2
【MAP】
〔駐車場所〕
築城年は定かではないが、応永年間(1394~1427年)に遠州三十六人衆の小豪族・鶴見氏によって築かれた。鶴見氏は、もとは掛川に鶴見氏館を構えて今川範氏に従っていたが、斯波氏が遠江守護となると応仁文明の大乱では斯波義廉に与し、掛川から横岡へと移って横岡城を築いた。別名を志戸呂城,鶴見城,宇田城ともいう。1496(明応5)年、鶴見因幡守栄寿が城主のときに今川氏親によって攻められ落城、鶴見因幡守も討死して鶴見氏は滅亡した。
城は台地上に築かれた1,340坪余りの小規模な平山城で、現在は茶畑や民家などになり、遺構は大手の外郭の土塁の一部と、直径2m程度で周囲を丸石で覆っている古井戸を残すのみである。
【史跡規模】 |
【指 定】島田市指定史跡(1978年6月30日指定) |
関連時代 | 室町時代 | 戦国時代 |
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関連年号 |
1394~1427年 |
1496年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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鶴見栄寿 | G*** | 今川氏親 | G360 |
城跡の面影は全くなく一面に茶畑が広がっている。唯一、井戸跡が茶畑の中に残っているのみである(Googleマップの航空写真で見ると位置がわかりやすい)。なお、説明板も茶畑の南側にあるが少し見つけにくいかもしれない。
※本サイトの写真は転用可です(ダウンロードすると、より鮮明に見えます)
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▲現在は一面茶畑
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▲茶畑の中に残る井戸跡
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