南淵請安墓所
みなぶちしょうあん ぼしょ(Grave of Shoan Minabuchi)
【K-NR015】探訪日:2017/9.3
奈良県高市郡明日香村稲渕1109
【MAP】
〔駐車場所〕
大和国高市郡南淵村に住んだ南淵漢人と称される漢系渡来氏族出身の知識人。608(推古天皇16)年、遣隋使小野妹子に従い高向玄理,僧旻ら8人の留学生,留学僧の一人として隋へ留学し、32年間、隋の滅亡(618年)から唐の建国の過程を見聞して、640(舒明天皇12)年に高向玄理とともに帰国した。隋・唐の進んだ学問知識を日本に伝え、開塾した。
中大兄皇子と中臣鎌子は請安の塾に通う道すがら蘇我氏打倒の計画を練ったと伝えられる。請安が伝えた知識が大化の改新に与えた影響は大きいが、彼自身は新政府に加わっておらず、これ以前に死去したものと思われる。
【史跡規模】 |
【指 定】明日香村指定文化財(1977年4月1日指定) |
関連時代 | 飛鳥時代 |
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関連年号 | 608年・640年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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南淵請安 | **** | 小野妹子 | ON01 | 高向玄理 | TC01 |
旻 | **** | 中大兄皇子 | K306 | 中臣鎌子 | NT01 |
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▲説明板
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