長者屋敷遺跡
ちょうじゃやしきいせき (Chojayashiki Ruins)
【R-SZ004】探訪日:2016/3/25
静岡県磐田市寺谷
【MAP】
〔駐車場所〕
東西約100m,南北約80mのほぼ長方形で、土塁に囲まれた奈良時代の遺跡である。遺跡名は「長者屋敷」であるが、地方官衙(役所)跡あるいは地方豪族の居館跡なのか謎が多い。土塁は底幅約10m,上部幅約3m,高さ約3mで全体的に土塁の内側には濠が巡らされているが、南面のみは土塁の外側にも濠と土塁跡が認められ2重構造をとっている。
また、土塁区画の内側には複数の建物跡が発見されており、全体規模が判明した1棟は南北16.5m,東西5.5m,柱間約2mと非常に大型の掘立柱建物であった。出土土器のほとんどは古墳時代後期から奈良時代の須恵器であるが、主には奈良時代に営まれていた遺跡と推定される。