高御堂古墳
たかみどうこふん (Takamido-Kofun Tumulus)
【K-AC171】探訪日:2021/7/18
愛知県春日井市堀ノ内町4丁目3-35
【MAP】
〔駐車場所〕
春日井市内で最も古く唯一の前方後方墳である。庄内川西岸の台地上に存在する。墳長は約63m、後方部幅36m,高さ5m、前方部幅22m,高さ2.5mで、前方部は2段,後方部は3段築成である。前方部には赤彩した壺型埴輪が約2m間隔で配置されていたと推定されている。壺型埴輪からは、高御堂古墳は4世紀前葉の築造と考えられる。また、墳丘斜面を(おそらく庄内川の)川原石の葺石で覆い、周溝を備えている。後方部墳頂で竪穴式石槨が発見されているが、石槨内部は未調査のため被葬者,副葬品等は不明である。
現在は、古墳含め高御堂公園として親しまれている。