大津(今林)城跡
おおつ(いまばやし)じょうあと (Otsu[Imabayashi] Castle Ruins)
【C-AC455】探訪日:2021/9/23
愛知県瀬戸市今林町
【MAP】
〔駐車場所〕
1555(弘治元)年、近江国の大津奉行職を代々務めた家系の末裔である大津氏(大津鈴右衛門か?)によって築城され、城主に大津八郎右衛門重俊の名がある。また、織田信長の命による築城で、1584(天正12)年の小牧長久手の戦いの際に徳川家康の攻撃によって廃城になったとも考えられるが、定かではない。
城構えは東西約109m,南北約218mで二重堀をめぐらし、南に大手門があったという。部分的な発掘調査では廃城前の時期の陶磁器が出土している。現在は工場,民家となり遺構は残されておらず、その南西の児童公園内に由緒碑が立つ。