金指近藤家墓所〔宝林寺〕
かなさしこんどうけ ぼしょ〔ほうりんじ〕(Graves of the Kanasashi-Kondo Family[in Horin-ji Temple])
【K-SZ017】探訪日:2016/5/5
静岡県浜松市北区細江町中川65-2
【MAP】
〔駐車場所〕
初山宝林寺の東側に近藤貞用をはじめとする金指近藤家の墓所がある。貞用は、1606(慶長11)年に近藤季用の長男として生まれ、1612(慶長17)年、亡き季用の跡職を継ぎ、遠州五近藤の本家、金指近藤家2代目当主となった。後に隠元禅師の日本残留に努めた貞用は隠元禅師より法名「語石居士」を賜り黄檗の厚い信奉者となり、独湛禅師を遠州に招請して宝林寺を建立した。独湛禅師の布教を助け、この地の産業や文化の向上に努めた貞用は、91歳で生涯を終え独湛禅師によって当山に葬られた。