七里の渡し〔桑名宿〕
しちりのわたし〔くわなじゅく〕(Sichiri-no-Watasi[Kuwana-juku])
【Z-ME001】探訪日:2016/3/20
三重県桑名市東船馬町
【MAP】
〔駐車場所〕
1616(元和2)年、東海道における唯一の海上路として熱田宿と桑名宿を結ぶ「七里の渡し」が始まった。七里の渡しは満潮時に陸地沿い航路が約7里(27㎞)、干潮時に沖廻り航路が約10里(39㎞)であった。七里の渡しの名称は、移動距離が7里であったことに由来する。渡し船によって移動し、所要時間は約4時間であった。宮宿,桑名宿は渡船場として賑わい、旅籠屋数でそれぞれ東海道における1位と2位の規模を誇っていた。ここにある大鳥居は、これより伊勢路に入ることから「伊勢国一の鳥居」と称され、伊勢神宮の遷宮ごとに建て替えられている。