太平寺
たいへいじ(Taihei-ji Temple)
【T-AC052】探訪日:2019/8.26・2023/2.27
愛知県豊橋市老津町東高縄204 <📲:0532-23-1424>
【MAP】
〔駐車場所〕門前に参詣者用駐車場がある。
嘉応年間(1169~71年)に真言宗寺院として創設され、その後、延元年間(1336~40年)に峰翁祖一が臨済宗に改めて再興した。山号は長松山、本尊は東光薬師如来である。戦国時代には田原城主の戸田氏、さらに今川氏の帰依を受け、これを機に建長寺派から妙心寺派となった。
大平寺は高縄城の中腹の地にあり、渥美半島への街道の要衝という重要な位置にあったため、戦国武将から篤く保護された。1565(永禄8)年、吉田城攻めにより渥美半島を支配下に入れた徳川家康も当寺を篤く保護した。
梵鐘(1495年建立),紙本墨画旧本堂襖絵(1836年・恩田石峰筆),雪叟詩集は豊橋市指定文化財となっている。参道に聳え立つ樹齢300年以上のイチョウは、とよはしの巨木・名木100選に選ばれている。また、本堂裏の林には戸田家の墓所がある。
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 平安時代:後期 | 南北朝時代 | 室町時代 |
---|---|---|---|
関連年号 | 1169~71年 | 1336~40年 | 1565年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
---|---|---|---|---|---|
峰翁祖一 | **** | 徳川家康 | TG01 |