聖通寺山古墳
しょうつうじやまこふん (Shotujiyama-Kofun Tumulus)
【K-KG003】探訪日:2019/7/21
香川県綾歌郡宇多津町平山
【MAP】
〔駐車場所〕
聖通寺山の北峰山頂に立地する古墳時代前期(約4~5世紀)頃の築造と推定される円墳である。現状規模は直径約12m,高さ約2mである。一般的な盛土による古墳ではなく積み石による積石塚で、全国的にも特にこの讃岐に多く分布する。内部主体や出土遺物については明らかではないが、備讃瀬戸を一望でき中讃海域の要所に立地することから、被葬者はこの地域に関係の深い有力首長と推定される。
また、戦国武将の仙石権兵衛の投石によって造られたという民間伝承もある。