山名神社
やまなじんじゃ(Yamana Shrine)
【S-SZ004】探訪日:2016/3/25
静岡県周智郡森町飯田2590
【MAP】
〔駐車場所〕
706(慶雲3)年の創建と伝えられ、牛頭天王(素戔嗚尊)を主祭神として祀ることから、江戸時代までは牛頭天王社,天王社と称されていたが、明治初年の神仏分離に伴い現在の山名神社と改称された。太田川東岸に鎮祭される疫病よけの夏越を行う神社で、京都の祇園社(八坂神社)や愛知県の津島神社と同じ神を祀っている。地元の人たちからは「飯田の祇園さま」,「お天王さま」と呼ばれている。
現在の本殿は、棟札から1732(享保17)年に大工・鈴木安右衛門と鈴木傳四郎によって建立されたことが知られている。
7月15日に近い金曜日から日曜日にかけて行われる山名神社天王祭に演じられる「天王祭舞楽」(八段構成)は、小國神社,天宮神社の十二段舞楽とあわせて「遠江森町の舞楽」として国の重要無形文化財に指定されている。