本薬師寺跡
もとやくしじあと (Motoyakushi-ji Temple Ruins)
【T-NR029】探訪日:1994/7/3・2017/8/27
奈良県橿原市城殿町279
【MAP】
〔駐車場所〕
天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈願して、680年に建立に着手した。698年にはほぼ完成し衆僧を住まわせたとある。しかし、『続日本紀』701年6月条と7月条には、「造薬師寺司」のことが見えることから、工事は完成していなかったとも考えられる。
遺構としては金堂跡と東西両塔跡に巨大な礎石が並んで残っており、奈良の薬師寺と同じ伽藍配置であったことがわかっている。平城遷都後、718(養老2)年に西ノ京へ移築された。国特別史跡に指定。
【史跡規模】 |
【指 定】 |
関連時代 | 飛鳥時代 | 奈良時代 |
関連年号 | 680年・698年 | 718年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
天武天皇 | K307 | 持統天皇 | K306 |
2度めの探訪では駐車場に交通整理員がみえたため、何事かと思った。そんなに観光客が
訪れる場所ではないはずなのに。すると、本薬師寺周辺の水田に一面のホテイアオイの紫色の花が
広がっていた。たまたまもっとも見頃の時期に訪れたらしい。交通整理はもちろんその観光客の
ためであった。
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▲説明板
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▲周辺のホテイアオイ