諸輪中城跡
もろわなかじょうあと (Morowa-Naka Castle Ruins)
【C-AC379】探訪日:2021/4/19
愛知県愛知郡東郷町諸輪中市20
【MAP】
〔駐車場所〕
1564(永禄7)年、諸輪北城同様、丹羽右近大夫氏識によって築かれた。氏識はその後、道休と号して清安寺を創建し菩提寺とした。清安寺の山号は「道休山」である。翌1565(永禄8)年、道休が亡くなり、岩崎城主の丹羽氏次の弟である氏重(氏識の孫)が城主となった。しかし、1584(天正12)年の小牧長久手の戦いで、岩崎城の留守を預かった氏重は池田恒興に攻撃を仕掛け、討死してしまう。その後、廃城になったとされる。
城は清安寺の北東辺りとされ、四方を竹林に囲まれて堀と土塁が巡らせていたとされるが、現在は宅地や駐車場となり遺構は残されていない。