富部神社

とべじんじゃ (Tobe Shrine)

【S-AC024】探訪日:2020/6/27

【S-AC024】富部神社 名古屋市南区呼続4丁目13-38 <📲:052-821-2909>

【MAP】

〔駐車場所〕

【S-AC024】富部神社

   1603(慶長8)年、徳川家康の四男で清洲藩主の松平忠吉による創建で、今より西にあった素盞嗚尊を祀る祠を現在の地に移したとも、津島神社より牛頭天王を勧請したともいわれる。病に悩まされていた忠吉が病気平癒祈願をしたところ回復したため、その報恩のしるしとして1606(慶長11)年には本殿,祭文殿,回廊,拝殿を建て、神社の東に神宮寺として海雲山天福寺を建てた(天福寺は明治の神仏分離令により廃止)。
 桃山時代建築の姿を残す本殿は、国の重要文化財に指定されている。一間社流造の檜皮葺で、全体が弁柄漆で塗られ胡粉や黒漆が使われ、彫刻類には鮮やかな彩色が施さている。『尾張名所図会』では、拝殿,祭文殿,廻廊,本殿が一列に並ぶ尾張造の典型的なスタイルだったことが分かる。現在は拝殿がなく、祭文殿が拝殿を兼ねている。また、1727(享保12)年製作の山車(高砂車)は名古屋市指定有形文化財となっている。
 なお、鳥居を潜った側には戸部城址と城主・戸部政直の碑が移転されている。

【史跡規模】

【指 定】
【国 宝】
【国重文】本殿

関連時代 江戸時代:前期
関連年号 1603年
関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図
松平忠吉 MT33

 

【S-AC024】富部神社  
 

 

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▲祭文殿

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▲本殿

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